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質問1:現在、持っている墓地を友達に売って自宅の近くに新しい墓地を買いたいのですが、出来ますか?

質問2:田舎のお墓を現在住んでいる所に移したいのですが、何か手続きが必要ですか?

質問3:分骨をしたいのですが、近所の人が「お骨をばらばらにすると縁起が悪い」と言われましたが本当ですか?

質問4:実家が先祖代々、曹洞宗なのですが、私は次男で日蓮宗のお寺が近くに有るのでそこの檀家になろうと考えていますが大丈夫ですか?

質問5:お墓の後ろに、「建てた人の名前に朱を入れる」のは、どんな意味が有るのですか?

質問6:「戒名が無いと供養が出来ない」のですか?また、戒名の意味は…。

質問7:「永代供養の意味は」どのような意味が有るの?

質問8:「開眼法要」とか「入魂式」、「抜魂式」の意味は?

質問9: お墓を建てる時期で一番よい時期は?

質問10:仏様は、位牌とお墓のどちらにいるの?

質問11:「生前にお墓を建てることは縁起が悪い」と聞きましたが本当ですか?

質問12:お盆に家族揃ってお墓参りをするのは何故?質問13:「開眼法要と納骨式を同時に行う時は」お祝い事か仏事か?

1.
現在、持っている墓地を友達に売って自宅の近くに新しい墓地を買いたいのですが、出来ますか?
1.

お墓は不動産と違い、永代使用権(永代にわたって使用する権利)を取得するだけで、自分のもの(所有権)になるわけではありません。一般的に、他人に貸したり譲渡したり、また権利を転売することもできません(一部譲渡を認めるところもあるようです)。ですから今回のご質問のようなお知り合いへの転売はできません。

 

今回の質問には適用できませんが、他人であっても遺言で「祭祀承継者」と定めておけば、その人がお墓の権利を承継することはできます。もちろん、お墓の権利者が亡くなってはじめて承継できるわけで、お墓の他の祭祀財産(仏壇・仏具)も承継しなければならず、さらに、承継手続き承継料の納付が必要な場合があります。

また、転売はできなくても、近くの墓地を購入し、現在の墓地は使用権を返還する、ということは可能です。しかし、返還(解約)する場合、ほとんどの場合はお金は戻らず、むしろ更地にして返還する為の費用が必要になりますので、注意が必要です。

 

 
2.
田舎のお墓を現在住んでいる所に移したいのですが、何か手続きが必要ですか?
2.

方法は2つありますが、いずれも引っ越し先の墓地が決まっていないと出来ません。移転先の墓地を購入していない方は、まず、そちらをご用意ください。

最初の方法は「改葬」といい、田舎のお墓に納めてあるお骨を取り出し、新しく用意したお墓に納める方法です。先ず、新しい霊園(移転先の墓地)の管理者から「受入証明書」を発行して貰い、田舎に持参します。これは、その霊園に墓地があることの証明書で、場合によっては、墓地の使用承諾書で代用することも可能です。次に石材店などから改葬許可申請書(決まった書式があるわけでは有りません)を出してもらい、受入証明書を添えて現在の墓地管理者(公園墓地の管理事務所・寺院の住職・共同墓地の管理者)に印鑑を押してもらいます。捺印してもらった改葬許可申請書を、その墓地のある市区町村役所の戸籍課に提出し、改葬許可書をいただいてください。引越し先の霊園に埋葬する際、この改葬許可書が必要となります。

もう1つは、「分骨」といい田舎のお墓に納めてあるお骨を分けて、移転先の墓地にその一部のお骨を納める方法です。その手続は、「改葬」の場合と同様、移転先の墓地の管理者から「受入証明書」を発行して貰い、田舎に持参します。田舎のお墓の管理者に同証明書を提示して、お骨を分けてもらい、その埋葬証明書または分骨証明書を発行してもらいます。埋葬または分骨証明書を移転先の墓地の管理者に提示して、分けてきたお骨を納めます。分骨の場合は埋葬もしくは分骨証明書があれば、市町村役場に行くことなく納めることが出来ます。

万が一、ご遺骨が土に還っている場合は一握りの土でもけっこうですが、遺骨などをお引き取りになる前に僧侶に読経をお願いして魂の安寧を祈ったほうがよいでしょう。また、旧墓石が不要の時は、魂抜きの読経もお願いし、業者に頼んで廃棄します。

新しい墓地に納骨する時は、納骨法要(新しい墓石の場合、開眼法要が済んでいなければ開眼法要も合わせ行う)を行うことが一般的です。



 

お引越しをして
「近くなったし、新しくなったし…」

 
3.
分骨をしたいのですが、近所の人が「お骨をばらばらにすると縁起が悪い」と言われましたが本当ですか?
3.

お墓や葬祭には禁忌(タブー)がつきものですが、これは、地域、時代、宗派等によって千差万別です。まったく同じ行いを吉事としたり、凶事ととらえるというのは、おもしろいことですが、やはり、気になる方は気になるものですね。

しかし、心を落ち着けて考えてみてください。あなたの心の中にお亡くなりになった方々に対する崇敬の気持ちがある限り、特に一つ一つの行いの吉凶にこだわることは無意味だと思いませんか。なによりも大切なのはあなたの先祖に対する敬いの気持ちだと思います。そういう意味でいえば、遠くのお墓にたまにお参りするよりも、分骨して近くの墓地にお納めして、日々お参りするほうが、亡くなった方もお喜びになると思いませんか?

仏舎利」という言葉をお聞きになったことがあると思います。これは、世尊(お釈迦様)の遺体・遺骨のことで、舎利は音写語、sariraは身体を意味しますが、その複数形は遺骨のことです。釈尊がクシナガラでこの世を去ると、その遺体は火葬され、八つの部族が分け合いました。彼等はそれぞれ自国に仏舎利を納めた塔(仏舎利塔)を建てて供養したと言われています。後にアショーカ王(阿育王)の時代になると、仏弟子などの遺骨・遺品などに対する崇拝も盛んとなり、〈仏塔信仰〉へと展開し、大乗仏教の興起に大きな役割を果たしました。現在では、仏舎利は八万四千になり世界各国で供養されています。

このように、仏様(お釈迦様)の骨も“分骨”されているのですから、「分骨が縁起が悪い」ということはないでしょう。

 
4.
実家が先祖代々「曹洞宗なのですが、私は次男で日蓮宗のお寺が近くに有るのでそこの檀家になろうと考えていますが大丈夫」ですか?
4.

寺院墓地の場合、檀信徒への加入が原則です。檀信徒は、その宗派の教義を信奉し、寺院の経費を負担します。また、その教義に基づいた葬祭を寺院に委託します。もちろん、宗教が違う方が、檀信徒になることはできませんから、お墓は購入できないでしょう。

しかし、宗教の自由は憲法でも守られていますので、相談者の方がご両親とは別の宗教に入信することは自由です。代々受け継いだ宗派から別の宗派に移ることは、現在ではそれほど、大変なこととは考えられていない様です。その寺院の檀家になれば、当然、墓地の購入も可能です。

また、公営墓地や民営墓地では宗旨を問わないところがほとんどなので、どんな宗教の方でも購入することができます。近年、宗旨を問わない寺院墓地もできてきましたが、「過去の宗旨は問わない」という場合は、契約の時には檀信徒になるということですから、よく注意したほうがよいでしょう。

 
5.
お墓の後ろに、「建てた人の名前に朱を入れる」のは、どんな意味が有るのですか?
5.

お墓を建てる時は、施主名(建てた人の名前)を石に刻むのが一般的です。その際にお墓を建てた人が生きているあかしとして、名前を朱色に塗ることがあります。

本来は「生前戒名」といって、生前に戒名をつけていただいた方が、戒名に朱色を塗るというのが正式です。
また、「夫婦墓」といって、夫が先に死亡した時、妻も一緒に戒名を(法名)を刻んでおき、それを朱で塗るというのが基本です。そして今度は妻が死亡の際に朱色を取り除くのです。

現在では、戒名にしても俗名にしても、生前に刻む場合には、朱色を入れておくのが一般的で、朱は生のあかしであり、聖なるお墓から、俗である部分を切り離す意味もあるといわれています。

 
6.
「戒名が無いと供養が出来ない」のですか?又戒名の意味は…。
6.

戒名(法名、法号)とは仏門に弟子入りをする誓いの証として師匠から与えられる名前です。浄土真宗では戒律がないので法名と呼ばれ、生前の故人の名前から一字を取って法名に使います。また、日蓮宗では法号と呼ばれます。

ですから、ご質問の「戒名が無いと供養が出来ない」というのは仏教徒の場合のみです。他宗教の場合はもちろんその宗派に従った供養が可能ですし、また、現在では「無宗教葬」という既存の宗教の方式にもよらない葬儀もあります。墓地購入に関していえば、寺院墓地での供養には当然、戒名が必要になりますが、公営墓地や民営墓地なら宗派を問わないところがほとんどなので、無宗教でも購入できます。

みなさんにおなじみの居士、大姉、信士、信女、禅定門、禅定女、童子、童女などは位号といい、性別や年齢、身分階級などの違いによって、つけられています。

 
7.
「永代供養の意味は」どのような意味が有るの?
7.

核少子化の影響で、男子の跡継ぎがいない、または、子供自体のいない夫婦が増えています。一方、若い人たちの考え方の変化で一生独身でいる人も増えています。こうした人たちは「無縁」になるという理由でお墓を手に入れにくい場合があります。また、跡継ぎがいても、遠くに住んでいるとか、子供に墓の面倒を見ることを強制したくない、というお考えの方もいらっしゃいます。そこで、近年増えてきたお墓が「永代供養墓」です。

永代供養墓は、霊園や寺院側が管理・供養をすべて永代に行なうお墓で、施主の死後にお参りされる方が無くなっても、墓地の管理者が代わりに、彼岸、盆、正月のお参りや年忌法要を行ってくれます。

ほとんどの場合がお骨を一箇所に集めて一度に供養する合葬墓タイプですが、一区画ごとに墓石を建てるものや納骨堂を利用するもの、寺院などでは、永代供養料をあらかじめお支払いただくことで個別のお墓を供養していただけるところも有ります。

このように永代供養の内容もそれぞれ異なるので、購入前には (1)永代の意味(どれくらいの期間か) (2)供養の内容・程度 (3)お墓の形態 (4)運営方式(寺院・霊園が直接運営するもの、会員方式のもの)などをよく確認してください。

 
8.
「開眼法要とか入魂式」、「抜魂式の意味は」?
8.

開眼法要とは、「開眼供養」「魂入れ」「入魂式」とも言われ、「石碑(お墓)」が完成した時、住職に頼んで「仏石」として祭祀の対象とする為に行う法要のことです。もともとは仏像が完成した(仏像の「眼を開ける」)ときにおこなう法要のことをいいましたが、現在ではお墓を建てたときにおこなう法要をいう場合が増えました。
これにたいして「抜魂式」というのは、使わなくなったお墓の「魂を抜いて」もとの石に戻すという法要で、開眼式に対して「閉眼式」ともいいます。

開眼法要を行う時期は、生前にお墓を求められた方には、特に決まりはありませんが、仏様がおありの方は年忌法要など、人がたくさんお集まりの時に行うとよいでしょう。

 
9.
お墓を建てる時期で一番よい時期は?
9.

だれかが亡くなられて、お墓を建てる以外は、生前建墓が基本なので、お墓を建てようと「思ったときが吉日」です。

15年ほど前から、生前建墓が全体の7割以上になりました。これは墓地開発が難しくなり、都心近郊の墓地がどんどん減ってきたためと考えられます。必要に迫られて、お墓を建てようと思っても、条件の悪い所しか残っていない…。こうした現実を考えて、特に急いで墓所を必要としないときに、ゆっくり、じっくりと条件のよい墓所を探そうと考える人が増えているのです。

もし、どなたかが亡くなられたあと、墓地を探し墓石を立てる場合は、四十九日や百か日、あるいは一周忌法要を目処に建墓されるのが良いでしょう。これは、遠くからいらっしゃる親戚の方が、何回も法要の為に足を運んでもらう手間を減らすためです。

仏教の経文には、死後四十九日で魂は天界へ旅立ち、三回忌には、冥界における運命が決まるということが書かれていますが、宗教的にはこれといった決まり事は有りません。

 
10.
仏様は、「位牌とお墓のどちらに」いるの?
10.

このご質問に対するお答えは千差万別、まさに人それぞれに異なった答えをお持ちだと思います。

しかし、私は西洋の哲学者の言葉にあるように「神(仏)は遍在する(あらゆるところに存在する)」と考えています。

最近、マスコミで取り上げられることも増えたので、「散骨」という言葉をお聞きになった方も多いでしょう。これは、今までのように、墓地に納骨するのではなく、海や草原、はては宇宙にまで遺骨を運び、そこに“納骨”(散骨)するという葬儀の方法です。この散骨という葬法の基本にある考え方が、さきほど申し上げた神(仏)の遍在という考え方で、たとえば、海に散骨した場合、海は世界中どこにでもつながっているので、海を見るたびに故人を偲ぶことができます。宇宙であれば、毎晩、空を見上げるたびに故人のことが思い出されるでしょう。

このように、亡くなった方(仏)はいついかなるところにもいらっしゃり、子孫や知人の方を見まもっていらっしゃると考えられたらいかがでしょうか。

お墓や位牌は彼岸(霊界)と現世との扉という考え方もあるようですが、その場合でも、それは、“扉”(出入り口)に過ぎず、仏さま自体は、つねにみなさまといっしょにいると考えたほうがなんとなく、やすらかな気持ちになりませんか?

 
11.
「生前にお墓を建てることは縁起が悪い」と聞きましたが本当ですか?
11.

江戸時代中期以降から生前に自分のお墓を建てて、併せて自身の供養を営むという習慣が始まりました。こうした生前に建てるお墓は「寿陵」「逆修墓」といい、ご質問の内容とはまったく正反対に、昔から長寿につながる縁起のよいものといわれています。中国では生前墓寿陵)を作ることは家族が繁栄するとして、秦の始皇帝の時代から作られており、わが国でも聖徳太子が生前墓を建てたと伝えられています。

また、生前にお墓を建てると、相続の時には税金の対象にならないので、“節税対策”として生前に自分のお墓の準備をする人は増えています。

 
12.
お盆に家族揃ってお墓参りをするのは何故?
12.

「お盆」という言葉は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したものです。この言葉のもとになったインドのサンスクリット語の「ウラバンナ」とは、“逆さづりにされたような苦しみ”の意味で、それがなぜ、現在のようなご先祖様をお迎えし、家族でお墓参りをするような風習につながったかをお話ししましょう。

釈迦さまの弟子だった目蓮尊者は弟子のなかでも随一の神通力を持つと評判でした。母親の死後、その神通力を使って、母の旅立った世界を見た目蓮は、愕然としました。そこには、餓鬼道に落ち魑魅魍魎に襲われ、もがき苦しんでいる母親がいました。目蓮尊者は必死でお母様を救おうと、供物や経典を捧げるのですが、すべて母の周りにうごめく餓鬼が吸収してしまい、彼女を救う事が出来ません。そこで目連はどうしたら母を救えるのかと師にたずねますと、お釈迦さまは「お前の母は生前、物惜しみをして他人に施しをしなかった。母に代わって布施行をしなさい」とおっしゃいました。目連はお釈迦さまの教えにしたがい、7月15日から供養の大布施行を数日間捧げました。すると、その功徳によって母親は極楽往生がとげられました。

この目蓮尊者の故事来歴から、旧暦7月15日のお盆は、亡くなったご先祖さまに報恩感謝をささげ、供養をつむ日になったのです。そして、この期間は亡くなった家族(ご先祖様)のみならず、現在、生きている家族も含めた「一族の絆(きずな)」を再確認する時でもあるので、家族みんなでお墓参りをするようになりました。

 
13.
「開眼法要と納骨式を同時に行う時は」お祝い事か仏事か?
13.

お祝い事(墓石建立)と仏事が重なった場合には、仏事を優先するのが、一般的です。ですから、このご質問の場合は仏事として考えたらよろしいでしょう。

開眼法要については、質問の8番目に詳しく記しましたので、ここでは、法要の具体的な内容についてご紹介しましょう。

まず最初に、いままでお使いになっていた墓石がある場合は、閉眼式(抜魂式)をおこないます。閉眼式は現在の墓地の御霊(魂)を抜く法要ですが、僧侶に現地の墓地へ出向いていただき、読経をしていただきます。ご用意していただく御供物は、詳しくは檀家寺にお尋ね下さい。また、閉眼式の場合は参列はお一人でもかまいません。いままでお使いになっていた墓地から、新しい墓地に移る場合は、質問2でご説明したように、事前に「改葬」の手続きをお忘れなく。

次に開眼式ですが、こちらも墓石に魂を入れていただくために、墓地に出向いて僧侶に読経していただきます。しかし、このご質問の場合は、納骨式も同時におこなうわけですから、住職に本堂での読経、続いてお墓でもお経をあげてもらいます。ご用意していただく御供物は、閉眼式のときと同様ですが、いくらか多めにしてください。開眼料のお布施は総工費の一割以上程度が一般的です。また、納骨式の御布施もこの時に一緒に包みます。参列者はなるべく多くの方が集まられた方がよいので、みなさまのご都合のよい日時を選びましょう。

一般的に納骨式は四十九日忌法要と兼ねることが多いので、新しい仏様の場合は、この時期がよろしいかと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。